ダイヤモンドS(JpnIII)、きさらぎ賞(JpnIII)の展望
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作成日時 : 2008/02/14 16:44
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ダイヤモンドステークス(JpnIII・東京芝3400m)は芝長距離のハンデ重賞。創設されたのは1951年(昭和26年)と古く、当初は中山芝2600mの別定戦だった。65年に施行距離が3200mになり、以降は府中になったり中山になったりと、幾度か開催場所が変わっている。現行の3400mになったのは少し前の04年のこと。なお、GIII格付けになったのはグレート制がはじまった84年で、92年になってハンデキャップ競走に変わっている。ちなみに、競走名は地球上で最も硬い天然鉱物であるダイヤモンドに由来する。ダイヤモンドは4月の誕生石(創設当初は4月の施行)。
第1回の覇者はコマオーで、オートキツ、ヤマノオー、コレヒデ、スピードシンボリ、プリティキャスト、キョウエイプロミス、スルーオダイナ、イングランディーレといったスタミナホースが歴代の勝ち馬に名をつらねている。昨年はトウカイトリックが戴冠した。また、長距離戦とあってジョッキーの腕も重要になっており、岡部幸雄元騎手は87年から90年まで4連覇を達成して計7勝を挙げている。柴田政人元騎手(現調教師)も5勝と優秀な成績を残した。
第58回の今年は18頭が登録して14頭立てになった。トップハンデはアドマイヤモナークで57.5キロ。日経新春杯を勝った勢いに注目したい。次は少し差がひらいて55キロ。アメリカJCCで3着に健闘したブラックアルタイルが有力で、トウカイワイルド、コンラッドも軽視できない。53キロ組ではエーシンダードマン、マンハッタンスカイ、エフティイカロス、チェストウイング。正直、レベルの低い組み合わせで、興味をそそられるレースとは感じない。
きさらぎ賞(JpnIII・京都芝1800m)は皐月賞につながる3歳馬同士の重賞。創設は1961年(昭和35年)で、当初は中京の砂馬場1200mという今とはまったく違う条件でおこなわれていた。65年に砂馬場1700mに変わり、71年になると芝1800mに。84年にグレード制が敷かれてGIII戦になり、87年に京都競馬場に場所を移して2000mの距離での施行になった。そして、91年に1800mに縮まって現在にいたっている。競走名は陰暦の2月にあたる如月(きさらぎ)に由来。なお、NHKから優勝杯を提供されていることから『NHK賞』という副タイトルがついている。
第1回の覇者は牝馬のスギヒメ。古くは、ダイコーター、マーチス、タニノムーティエ、ヒカルイマイ、キタノカチドキ、インターグシケンといった渋い名馬が勝ち馬に名をつらねており、近年ではニホンピロウイナー、ハクタイセイ、ヒシマサル、スペシャルウィーク、ナリタトップロード、ネオユニヴァースなどが勝っている。昨年はアサクサキングスが戴冠した。
第48回の今年は、22頭が登録して15頭立てになった。人気をあつめそうなのは、中距離でハイレベルの走りを続けるクロフネ産駒のブラックシェルに、2戦2勝で底が割れないダンスインザダーク産駒のアルカザン。ほか、ラジオNIKKEI杯2歳S3着のメイショウクオリアや、朝日杯FS2着のレッツゴーキリシマ、東スポ杯2歳S2着のスマイルジャックなど、非凡な才能をもった若駒がそろった。今年のクラシック戦線は混とんとしており、ここから主役が飛び出すかも。
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