フェブラリーS(GI)の展望
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作成日時 : 2008/02/21 16:16
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フェブラリーステークス(GI・東京ダ1600m)は08年のGI第一弾。ダート1600mの舞台でチャンピオンを決定する。創設されたのは1984年(昭和59年)で、このときは格付けがGIII、競走名も今とは違って「フェブラリーハンデキャップ」だった。94年にGIIに格付けされて競走名が現行のものになり、97年になるとGIに昇格になる。JRA初のダートのGIレース誕生だった。なお、競走名のフェブラリーは、英語の2月(february)からきている。
GIになって初の勝ち馬となったのはシンコウウインディ。99年には水沢所属(岩手県競馬)のメイセイオペラが勝ち、これが史上初の地方馬のGI勝利だった。以降、アグネスデジタル、ゴールドアリュール、アドマイヤドン、カネヒキリらが勝ち者に名をつらねている。
第25回(GIとなってからは12回目)の今年は44頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。最注目馬はGIを3連勝してダート界のトップに君臨しているヴァーミリアン。川崎記念を取り消したが、休んだのは1日だけで、最終追いでシッカリした動きを見せている。ほか、フィールドルージュ、ブルーコンコルド、ワイルドワンダー、メイショウトウコン、クワイエットデイ、ロングプライドと、ダートの実力馬がズラリとそろった。出走馬の重賞勝利数を足したら大変な数字になる。ダイワスカーレットが角膜炎で出走できなくなったのは残念だが、直線は激しい叩き合いを見ることができるだろう。迫力満点の最高峰レースを堪能したい。
京都記念(GII・京都芝2200m)は天皇賞(春)につながる古馬のGII戦。正式名称は「農林水産省賞典京都記念」で、創設は1942年(昭和17年)と古い。かつては天皇賞のように春と秋におこなわれていて、それで今年は第101回と大きな数字になっている。ちなみに、サチホマレ、エリモジョージら5頭が京都記念の春秋連覇を達成した。83年に年2回制が終わり、84年から春のみの開催で、格付けもGIIになっている。距離には変遷があり、94年に2200mに変わって現在にいたっている。ハンデキャップだったこともあるが、近年は長く別定戦での施行だ。
現行の条件になってからは、ビワハヤヒデ、テイエムオペラオー、ナリタトップロード、シルクフェイマス、シックスセンス、アドマイヤムーンらが戴冠している。
今年は17頭の登録でフルゲートの16頭立てになった。復権を狙う強力4歳牝馬ウオッカに、転厩2戦目の実力者ドリームパスポート、復調した4歳のアドマイヤオーラ、中山金杯を快勝したアドマイヤフジ、昨年の天皇賞(春)4着馬のアイポッパーとGI級がズラリ。ほかで、ダークメッセージ、トウカイトリック、トウカイエリートにも注意が必要だ。ハイレベルの戦いになる。
クイーンカップ(JpnIII・東京芝1600m)は3歳牝馬同士のマイル戦。出走馬は桜花賞が目標になる。正式名称は「デイリー杯クイーンカップ」で、デイリースポーツが優勝杯を贈与している。クイーンは英語の王妃、女王。創設は1966年(昭和41年)で、当初は中山芝1800mという条件だった。81年に現行と同じ府中芝1600mになり、84年にGIIIに格付けされた。
第1回の覇者はメジロマジヨルカで、近年はカッティングエッジ、スカーレットブーケ、サンエイサンキュー、ヒシアマゾン、ダイワエルシエーロ、コイウタといった“切れる”印象の強い牝馬が勝っている。昨年はイクスキューズが制した。なお、ここを使って桜花賞を獲ったのは、近年では86年のメジロラモーヌ(3冠牝馬)だけ。ラモーヌのクイーンCは4着だった。
第40回の今年は32頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。リトルアマポーラ、カレイジャスミン、シャランジュ、スワンキーポーチ、ラルケット、ルルパンブルー、エフティマイア、マイネブリッツ、マルターズオリジンと、オープンや重賞で戦ってきた素質馬がそろい、新しい勢力ではデヴェロッペ、パッションローズなどが注目される存在になる。楽しみな一戦だ。
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