フィリーズレビュー(JpnII)の展望
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作成日時 : 2008/03/13 16:34
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フィリーズレビュー(JpnII・阪神芝1400m)は桜花賞(4月13日)のトライアル。報知新聞社が優勝杯を提供しており、正式名称は『報知杯フィリーズレビュー』となっている。創設は1967年(昭和42年)で、当初は『阪神4歳牝馬特別』というレース名だった。83年に『4歳牝馬特別』に変わり、84年になるとGIIに格付けされる。現行のレース名になったのは01年のことで、フィリーズは「複数の牝馬」を表す英語、レビューはフランス語で「演劇・舞踏劇・歌劇」などのことをいう。阪神芝1200mでおこなわれた時期もあったが、基本的には阪神芝1400mの条件で施行されている。上位3頭までに桜花賞の優先出走権があたえられるのは、ずっと変わっていない。
第1回の覇者はヤマピット。以降の勝ち馬をさぐると、テスコガビー、ブロケード、エルプス、メジロラモーヌ、エイシンサニー、イソノルーブル、ゴールデンジャック、ライデンリーダー、キョウエイマーチ、ラインクラフト、アストンマーチャンといった名牝の名前を見つけることができる。なお、過去41回の歴史の中で18頭がこのレースをステップに桜花賞を制している。
第42回の今年は34頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。阪神ジュベナイルフィリーズ3着のスピード馬エイムアットビップの復帰は注目され、紅梅S勝ちのエーソングフォー、エルフィンS2着のラベに同3着のレジネッタ、ファンタジーS3着があるエイシンパンサーが主力になる。ミゼリコルデ、マイネレーツェル、ビーチアイドルも侮れず、激戦になりそうだ。
中山牝馬ステークス(GIII・中山芝1800m)は牝馬同士の中距離重賞。中山競馬場と友好を結んでいるアメリカのローレル競馬場から優勝杯が寄贈されており、正式名称は『ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス』となっている。ローレル競馬場では、交換競走として『JRAハンデキャップ』が施行されている。創設されたのは1983年(昭和58年)で、当初から現在と同じ中山芝1800mのハンデキャップという条件だった。84年にGIIIに格付けされている。
第1回の覇者はダンシングファイタ。以降、シャダイコスモス、スカーレットブーケ、レッドチリペッパー、ダイヤモンドビコー、レディパステル、ヤマニンシュクルなどが勝ち馬に名をつらねている。全体的には少し地味といった印象。昨年はマイネサマンサが戴冠した。
第26回の今年は22頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。トップハンデは56.5キロで、キャリア豊富な実力牝馬コスモマーベラスと、06年の桜花賞馬キストゥヘヴンが背負う。56キロは秋華賞2着の4歳馬レインダンスで、55キロは成長急な良血馬ニシノマナムスメ、切れ味あるイクスキューズ、重賞2勝馬ヤマニンアラバスタの3頭。ほか、ハロースピード(53キロ)、シェルズレイ(53キロ)、ニホンピロシェリー(52キロ)、ダンスオールナイト(52キロ)、マイネカンナ(51キロ)と無視できない勢力が並ぶ。予想的には、かなり難しいレースといえる。
ファルコンステークス(JpnIII・中京芝1200m)は3歳馬同士のスプリント重賞。中日スポーツを発行する中日新聞社が優勝杯を提供しており、正式名称は『中日スポーツ賞ファルコンステークス』となっている。ファルコンとは鳥の「隼(はやぶさ)」のこと。全世界に分布していて、飛翔時には最高時速が300kmに達する。1987年に中京芝1800mのGIII戦として夏口におこなわれるようになった『中日スポーツ賞4歳ステークス』が前身にあたり、96年になって芝1200mの短距離重賞に生まれ変わった。2年前の06年から施行時期が3月に移っている。
第1回の勝ち馬はヒデリュウオー。1800m時代にはサッカーボーイ、オサイチジョージ、ネーハイシーザーらが制し、スプリント戦になってからはスギノハヤカゼ、トキオパーフェクト、サニングデール、ギャラントアローなどが勝っている。昨年はアドマイヤホクトが戴冠した。
第22回の今年は28頭が登録してフルゲートの18頭立てになった。復帰戦のVが圧巻だった重賞ウイナーのマルブツイースター、ダートで無敗の連勝を続けるシルクビッグタイム、上がり最速33秒3の切れ者ダノンゴーゴー、フェアリーS勝ちのルルパンブルーが主力を形成する。メイプルストリート、コスモジャイロら伏兵陣も多彩で、迫力の高速勝負が見られるだろう。
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