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help RSS 日経新春杯(GII)、京成杯(GIII)の展望

<<   作成日時 : 2009/01/15 16:30   >>

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 日経新春杯(GII・京都芝2400m)は年初めの1月におこなわれる芝の長距離重賞。冠名の日経は、優勝杯を提供する日本経済新聞社の略称になる。創設されたのは1954年(昭和29年)で、当初は競走名が日本経済新春杯だった。79年になると現行の競走名に改称され、グレート制が敷かれた84年にGIIに格付けされている。87年にそれまでの芝2400mから2200mに短縮されて、95年に芝2400mに戻った。負担重量は、54年から80年はハンデキャップ、81年から93年が別定、94年からはハンデキャップとなっている。なお、06年に国際競走に指定された。
 日経新春杯といえば、オールドファンが誰でも思い出すのが78年の第25回大会。流星の貴公子と呼ばれた名馬テンポイントが66.5キロという酷量で出走し、小雪の舞う中、4コーナーで左後脚を故障して競走を中止した。普通ならすぐに安楽死処分がとられるほどの重い骨折。しかし、ファンから生き延びさせてくれという声があつまり、必死の治療がほどこされた。
 レースから43日後、蹄葉炎が進行してテンポイントは息を引き取る。500キロあった馬体は300キロ台に落ちていたそうだ。壮絶な闘病生活だった。テンポイントが眠っているのは北海道安平町の吉田牧場。亡くなって30年近くが過ぎた今も訪れるファンが絶えないという。
 第1回を制したのはダイサンホウシュウ。歴代の覇者には、リユウフオーレル(宝塚記念、有馬記念、天皇賞(秋))、フレッシュボイス(安田記念)、メジロブライト(天皇賞(春))、ステイゴールド(香港ヴァーズ)などの名前が見える。前5年の勝ち馬は、シルクフェイマス、サクラセンチュリー、アドマイヤフジ、トウカイワイルド、アドマイヤモナーク。
 第56回の今年は20頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。トップハンデとなる58キロを背負うのは、昨年の覇者で暮れの有馬記念ではシンガリ人気で2着に激走したアドマイヤモナーク。56キロは鳴尾記念で2着に差したナムラマースで、これが2番目に重い。以下で怖いのは、4連勝中と勢いに乗るヒカルカザブエ(54キロ)、エリザベス女王杯で4着に健闘したのマイネレーツェル(54キロ)、菊花賞で7着とソコソコの走りを見せたホワイトピルグリム(53キロ)、1000万下を勝ったばかりでも末脚は通用するタガノエルシコ(52キロ)、軽ハンデで渋太さが見逃せないテイエムプリキュア(49キロ)など。ハンデ差が大きいだけに、波乱が起こって驚けない。タテ長の展開になるのは間違いないし、見応えある競馬になりそうだ。

 京成杯(GIII・中山芝2000m)は明け3歳馬が争う芝の中距離重賞。競走名は中山競馬場の近くを走り、優勝杯を提供する京成電鉄からとられている。創設されたのは1961年(昭和36年)で、当初は施行距離が芝1600mだった。70年に施行場所が東京競馬場に移り、80年に中山競馬場に戻る。そして、グレード制が敷かれた84年にGIIIに格付けされた。99年になると距離が2ハロン延びて2000mになり、皐月賞と同じ舞台で施行されることになった。
 第1回を制したのはモンテカルロ。歴代の覇者には、スピードシンボリ(天皇賞(春)、宝塚記念、有馬記念)、アローエクスプレス(朝日杯3歳ステークス(現朝日杯フューチュリティS))、テスコガビー(桜花賞、オークス)、クライムカイザー(日本ダービー)、テンモン(朝日杯3歳ステークス、オークス)などの名前が見える。前5年の勝ち馬は、フォーカルポイント、アドマイヤジャパン、ジャリスコライト、サンツェッペリン、マイネルチャールズ。
 第49回の今年は21頭が登録して13頭立てになった。中心的存在になるのは、新馬→東京スポーツ杯2歳Sを連勝したナカヤマフェスタ。トゥリオンファーレはハイレベルのラジオNIKKEI杯2歳Sで3着に好走した。以下、2000mで結果を出している勢力が多く、アーリーロブスト、フサイチナガラガワ、セイクリッドバレー、サンライズキール、モンテトウルヌソルにも注意が必要だろう。皐月賞を占う意味合いで見逃すことのできない一戦である。


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