共同通信杯(GIII)、シルクロードS(GIII)、小倉大賞典(GIII)の展望
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作成日時 : 2009/02/05 17:17
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共同通信杯(GIII・東京芝1800m)は皐月賞につながる3歳馬同士の戦い。創設されたのは1967年(昭和42年)のことになり、当初は東京4歳ステークスという競走名で、芝1400mでおこなわれていた。69年に施行距離が芝1600mになり、71年に芝1800mに変わっている。83年に共同通信社から優勝杯を受けることになり、競走名が共同通信杯4歳ステークスに改称された。そして、年齢表記が変わった01年に現行の競走名になっている。なお、今年から国際競走になった。
当競走には『トキノミノル記念』という副タイトルがついている。トキノミノルは1948年に生まれた歴史的名馬で、競走成績は10戦10勝(うち7勝がレコード)。ダービーを勝って2冠馬になった17日後に、破傷風で突然の死をむかえることになった。トキノミノルは“幻の馬”と呼ばれ、東京競馬場のパドック脇にはトキノミノル像が建てられている。
第1回の勝ち馬はホウゲツオー。歴代の優勝馬には、タケシバオー、カブラヤオー、テンポイント、サクラショウリ、ミスターシービー、サクラユタカオー、ダイナガリバー、アイネスフウジン、ナリタブライアン、メジロブライト、エルコンドルパサー、イーグルカフェ、ジャングルポケット、アドマイヤムーンと、名だたる名馬が並ぶ。昨年はショウナンアルバが勝った。
第43回の今年は19頭が登録して15頭立てになった。目下3連勝中のトーセンジョーダン、朝日杯フューチュリティS3着のブレイクランアウト、デイリー杯2歳S勝ちがあるシェーンヴァルトが主力になり、ほか、プロスアンドコンズ、ダイワプリベール、マッハヴェロシティ、トップカミング、メイショウパルマ、ショウナンアルディ、カノンコードと素質ある若駒がズラリとそろっている。クラシックを読む一戦として大いに注目したい。
シルクロードステークス(GIII・京都芝1200m)は高松宮記念につながるスプリントのハンデ重賞。創設されたのは1996年(平成8年)で、ずっと京都芝1200mという条件が続いている。創設時の負担重量は別定だったが、02年にハンデキャップに変わった。当初は4月におこなわれ、00年から2月の施行になっている。競走名のシルクロードは、ユーラシア大陸を横断する古代の交易路を指す呼称。絹(シルク)が中国からこの道を通って西方に運ばれていた。
第1回の覇者はフラワーパークで、エイシンバーリン、シーキングザパール、マイネルラヴ、トロットスターといった快足馬が優勝馬に名をつらねている。昨年はファイングレインが勝った。上述の勝ち馬の中で、フラワーパーク、トロットスター、ファイングレインが高松宮記念を制している。97年にエイシンバーリンがマークした1分06秒9のレコードは今も破られていない。
第14回の今年は31頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。トップハンデは57キロで、短距離で堅実に駆ける4歳のスプリングソングと、古豪アイルラヴァゲインが背負う。牝馬で56キロを背負うのが京阪杯勝ちのウエスタンダンサーで、同じ56キロにはサープラスシンガーとプレミアムボックスがいる。ほか、アーバンストリート(54キロ)、モルトグランデ(54キロ)、ヘイローフジ(54キロ)、コスモベル(53キロ)、アポロフェニックス(53キロ)など気になる勢力は多い。京都は馬場が荒れているので、前日の競馬で傾向を把握しておきたいところ。
小倉大賞典(GIII・小倉芝1800m)は裏の小倉でおこなわれるハンデ重賞。創設されたのは1967年(昭和42年)で、当初は施行距離が小倉芝1800m、負担重量がハンデキャップと、今の同じ条件だった。00年に負担重量が別定に変わり、02年にハンデキャップに戻っている。GIIIに格付けされたのはグレード制が敷かれた84年のこと。今年から国際競走として施行される。
第1回の覇者はクリバツク。裏開催のハンデ重賞とあって優勝馬は地味で、一頭だけ抜きん出て光っているのが98年のサイレンススズカだ。この年は中京芝1800mでおこなわれ、1分46秒5のレコードであざやかに逃げ切った。近年ではスエヒロコマンダー、メイショウバトラー、メイショウカイドウなどが勝ち、一昨年と昨年はアサカディフィートが連覇を達成している。昨年のディフィートの勝利は10歳でのもので、これはJRA史上初となる10歳馬の平地重賞Vだった。
第43回の今年は24頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。トップハンデとなる57.5キロを背負うのは、重賞未勝利ながら堅実な走りが続くフィールドベアーと、本競走を連覇している11歳のアサカディフィート。57キロは成長急な明け4歳のヤマニンキングリーと、エプソムカップ勝ちがあるサンライズマックスで、56キロはバトルバニヤン、フサイチアウステル、カネトシツヨシオーとなっている。55キロ組は層が厚く、ミヤビランベリ、ダイシングロウ、ノットアローンには注意したい。ウラ開催のハンデ重賞にしてはレベルが高く、激しい戦いになりそうだ。
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こんなのでました 2009/02/06 16:49 |