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help RSS 共同通信杯(GIII)、シルクロードS(GIII)、小倉大賞典(GIII)の展望

<<   作成日時 : 2010/02/04 17:03   >>

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 共同通信杯(GIII・東京芝1800m)は皐月賞につながる3歳馬同士の戦い。創設されたのは1967年(昭和42年)のことになり、当初は東京4歳ステークスという競走名で、芝1400mで行われていた。69年に施行距離が芝1600mになり、71年に芝1800mに変わっている。83年に共同通信社から優勝杯を受けることになり、競走名が共同通信杯4歳ステークスに改称された。そして、年齢表記が変わった01年に現行の競走名になっている。
 当競走には『トキノミノル記念』という副タイトルが付いている。トキノミノルは1948年に生まれた歴史的名馬で、競走成績は10戦10勝(うち7勝がレコード)。ダービーを勝って2冠馬になった17日後に、破傷風で突然の死をむかえることになった。トキノミノルは“幻の馬”と呼ばれ、東京競馬場のパドック脇にはトキノミノル像が建てられている。
 第1回の覇者はホウゲツオー。歴代の優勝馬には、タケシバオー、カブラヤオー、テンポイント、サクラショウリ、ミスターシービー、サクラユタカオー、ダイナガリバー、アイネスフウジン、ナリタブライアン、メジロブライト、エルコンドルパサー、イーグルカフェ、ジャングルポケット、アドマイヤムーンと、名だたる名馬が並ぶ。昨年はブレイクランアウトが勝った。
 第44回の今年は17頭が登録して13頭立てになった。2戦2勝でホープフルS勝ちが強かったアリゼオ、ハイレベルのラジオNIKKEI杯2歳Sで3着に健闘したダノンシャンティ、ジュニアCを鋭く差し切ったハンソデバンド、東京スポーツ杯2歳Sで5着した実績を持つダイワアセットが主力になり、ほかにもタイセイレジェンド、アースステップ、ナシュワンヒーロー、ロジスプリングと、素質ある若駒がそろっている。クラシックを占う一戦として大いに注目したい。

 シルクロードステークス(GIII・京都芝1200m)は高松宮記念につながるスプリントのハンデ重賞。創設されたのは1996年(平成8年)で、ずっと京都芝1200mという条件が続いている。創設時の負担重量は別定だったが、02年にハンデキャップに変わった。当初は4月に行われ、00年から2月の施行になっている。競走名のシルクロードは、ユーラシア大陸を横断する古代の交易路を指す呼称。絹(シルク)が中国からこの道を通って西方に運ばれていた。
 第1回の覇者はフラワーパークで、以降、エイシンバーリン、シーキングザパール、マイネルラヴ、ブロードアピール、トロットスター、ファイングレインといった名馬が勝ってきている。昨年はアーバンストリートが制した。上述の勝ち馬の中で、フラワーパーク、トロットスター、ファイングレインが高松宮記念を制している。97年にエイシンバーリンがマークした1分06秒9のレコードは今も破られていない。
 第15回の今年は35頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。トップハンデとなる57.5キロを背負うのは、鋭い決め手で京阪杯1着→阪神カップ2着と駆けているプレミアムボックス。昨年のセントウルSを圧勝したアルティマトゥーレは牝馬で55.5キロだから、実質はプレミアムとタイになる。57キロは勢いある4歳のエイシンタイガー、ハマると鋭い末脚を使うトウショウカレッジ、1200mに活路を求めてきたフィールドベアーで、56キロはショウナンカザン、シャウトライン、55キロはグランプリエンゼル、ドラゴンウェルズ、ラインブラッド、54キロはレディルージュ、シンボリグランと、確かな実力を持った短距離ランナーがズラリ。京都の馬場は冬場にしてはスピードが出る状態で、ハイレベルのスプリント勝負が展開されることになりそうだ。

 小倉大賞典(GIII・小倉芝1800m)は裏の小倉で行われるハンデ重賞(今年は中京競馬場が改修工事に入る影響で開催が振替になっており、中京で施行される)。創設されたのは1967年(昭和42年)で、当初は施行距離が小倉芝1800m、負担重量がハンデキャップと、今と同じ条件だった。00年に負担重量が別定に変わり、02年にハンデキャップに戻っている。GIIIに格付けされたのはグレード制が敷かれた84年のこと。昨年の09年に国際競走になった。
 第1回の覇者はクリバツク。裏開催のハンデ重賞とあって優勝馬は地味で、一頭だけ抜きん出て光っているのが98年のサイレンススズカだ。この年は中京芝1800mで行われ、1分46秒5のレコードであざやかに逃げ切った。スズカは同じ年に宝塚記念を制している。近年ではスエヒロコマンダー、メイショウバトラー、メイショウカイドウなどが勝っており、07年と08年はアサカディフィートが連覇を達成した。08年のディフィートの勝利は10歳時のもので、これはJRA史上初となる10歳馬の平地重賞制覇だった。昨年はサンライズマックスが戴冠している。
 第44回の今年は22頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。トップハンデは57キロで、インティライミ、ホッコーパドゥシャ、ドリームサンデーの3頭になっている。が、牝馬のリトルアマポーラが56キロで、実質はこれが背負い頭。以下、56キロ組にマイネルスターリー、マンハッタンスカイ、55キロ組にアーリーロブスト、ダンスインザモア、テイエムアンコール、54キロ組にモエレビクトリー、ナリタクリスタル、オースミスパーク、ピエナビーナスと、上位を争える実力を持った存在は多い。中京の芝は荒れてパワーが要求される状態。先行馬がそろっているし、レース展開、そして、結果を読むのは難しくなりそうだ。

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