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zoom RSS 中山記念(GII)、阪急杯(GIII)、アーリントンC(GIII)の展望

<<   作成日時 : 2012/02/23 16:37   >>

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 中山記念(GII・中山芝1800m)は中山競馬場で行われる歴史ある古馬の重賞。創設されたのは1936年(昭和11年)で、当初は春と秋の年2回制だった。また、施行距離は芝3200m、負担重量はハンデキャップと、今とはまったく違う条件の競走だった。年2回制が廃止されたのは51年のこと。距離には変遷があり、57年から現行の芝1800mになっている。72年になると別定戦に変わり、グレート制が敷かれた84年にGII格付けされる。05年になって国際競走に指定された。ちなみに、44年から46年は太平洋戦争の影響で中止になっている。
 第1回の覇者はアトランタ。芝1800mになって最初の勝ち馬はマイウエイで、74年にはハイセイコーが制している。90年以降は、サクラチトセオー、サクラローレル、サイレンススズカ、キングヘイロー、ローエングリン(03年と07年にV)、バランスオブゲーム(05年、06年と連覇)、カンパニー(08年、09年と連覇)が戴冠。昨年の勝ち馬はヴィクトワールピサで、ピサは次走でドバイワールドカップを勝つという偉業を成し遂げた。
 第86回の今年は15頭が登録して11頭立てになった。有馬記念を3着して年明けに日経新春杯を快勝したトゥザグローリー、昨年の安田記念勝ち馬リアルインパクト、重賞3勝のレッドデイヴィス、年初に中山金杯を制したフェデラリスト、同レース2着のダイワファルコン、昨年のマイルチャンピオンSで2着に入る健闘を見せたフィフスペトルと、重賞で実績を残している強豪がズラリとそろっている。GIレベルの質の高い戦いが繰り広げられることだろう。


 阪急杯(GIII・阪神芝1400m)は高松宮記念の前哨戦になる古馬の短距離重賞。当競走の前身が1955年に創設された阪神記念で、57年になると宝塚杯(芝2200mのハンデキャップ競走)と名称が変わって試行回数のカウントが始まった。阪急電鉄から優勝杯を受けるようになった60年から現在のレース名になっている。その60年に芝1800mでの施行になって、その後、1600m→1400m→1200mと距離が短くなっていき、97年から高松宮記念のステップレースの役割を果たすようになった。そして、06年から逆に距離が延びて1400mでの施行になっている。
 第1回の覇者はタカクラオー。97年以降の勝ち馬を見ると、マサラッキ、キョウエイマーチ、ブラックホーク、ダイタクヤマト、アドマイヤコジーン、ショウナンカンプ、サニングデールと、短距離の名馬の名前が並ぶ。芝1400mになった06年はブルーショットガンが勝ち、07年はプリサイスマシーンとエイシンドーバーが同着で勝利を分け合った。3年前にはローレルゲレイロが逃げ切り、2年前にはビービーガルダンが戴冠。一昨年は秋になってマイルチャンピオンシップをレコード勝ちするエーシンフォワードが制し、昨年はサンカルロが勝った
 第56回の今年は42頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。昨年の勝ち馬で昨年の暮れに阪神カップを勝っているサンカルロ、昨年の2着馬で前走で東京新聞杯を快勝したガルボ、当舞台で阪神牝馬Sを3着しているスプリングサンダーが主力になり、他にもオセアニアボス、キョウワマグナム、オーセロワ、マジンプロスパーなど、実力馬がそろっている。開幕週の阪神で争われる短距離重賞戦は、スピードと底力がぶつかり合う見応えあるバトルになりそうだ。


 アーリントンカップ(GIII・阪神芝1600m)はクラシックやNHKマイルカップを目指す3歳馬が争う重賞競走。1987年(昭和62年)にペガサスステークスという名称で創設され、阪神競馬場とアーリントンパーク競馬場(アメリカ)が提携を結んだのを機に、92年に現行の競走名に変わった。アーリントンパークでは、交換競走として阪神カップ(Hanshin Cup)が行われている。施行距離はペガサスステークスの時代から芝1600mで変わっていない。
 第1回の覇者はエルカーサリバー。00年以降は、エイシンプレストン、タニノギムレット、ウインクリューガー、シーキングザダイヤと、GI級に成長する本格派を輩出している。前5年の勝ち馬は、トーセンキャプテン、ダンツキッスイ、ダブルウェッジ、コスモセンサー、ノーザンリバー。なお、99年には1位入線のバイオマスターが進路妨害で2着に降着になっている(繰り上がりでエイシンキャメロンが優勝)。
 第21回の今年は18頭が登録して13頭立てになった。重賞で2→4→4着と結果を出しているジャスタウェイ、朝日杯フューチュリティSを大外枠から5着したダローネガ、京王杯2歳S3着の実績を持つオリービン、きさらぎ賞5着のローレルブレットが主力になり、他にもブライトライン、アルキメデス、チャンピオンヤマト、ダイワマッジョーレなど、気になる勢力がいる。皐月賞にダービー、また、NHKマイルカップにつながる一戦として注目したい。

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