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zoom RSS 中山金杯、京都金杯、シンザン記念、フェアリーSの展望

<<   作成日時 : 2017/01/03 16:33   >>

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 中山金杯(GIII・中山芝2000m)は年明けの開催初日に中山競馬場で行われる重賞競走。正式名称は日刊スポーツ賞中山金杯で、勝利馬主には金の杯(さかずき)が与えられる。創設されたのは1952年(昭和27年)のことになり、当初は競走名が金杯で芝2600mのハンデキャップ競走だった。54年に別定戦に変わり、61年にはハンデキャップに戻って距離が2000mに詰まる。70年からは東京競馬場での開催になり、80年に中山に戻った。66年になると京都競馬場で年の初日に行われていた迎春賞が金杯と改称され、同じ名称の重賞が存在するようになった。当時は関東と関西間で競走馬の遠征があまりなく、馬券の相互発売もなかったために起きたことだったが、時代が進むにつれて東と西の垣根は低くなっていき、混乱を避けるために96年に東は中山金杯、西は京都金杯に改称された。06年から国際競走になっている。
 第1回を制したのはサチフサ。歴代の覇者には、オンスロート(天皇賞(春)、有馬記念)、ハクリョウ(菊花賞、天皇賞(春))、オンワードゼア(天皇賞(春)、有馬記念)、アイフル(天皇賞(秋))、スズパレード(宝塚記念)、サクラローレル(天皇賞(春)、有馬記念)がいる。前6年の勝ち馬は、コスモファントム、フェデラリスト、タッチミーノット、オーシャンブルー、ラブリーデイ、ヤマカツエース。
 第66回の今年は15頭が登録して13頭立てになった。トップハンデとなる57.5キロを背負うのは、15年にNHKマイルCを制覇しているクラリティスカイ。続いて57キロが昨年に当レースを2着したマイネルフロストで、56.5キロはツクバアズマオー、シャイニープリンスと2頭いる。3連勝中の4歳馬ストロングタイタン(54キロ)も注目され、他にも実力馬は多い。新年を飾る名物重賞は、接近した見応えあるバトルになりそうだ。


 京都金杯(GIII・京都芝1600m(外))は年初に京都競馬場で行われる重賞競走。正式名称はスポーツニッポン賞京都金杯で、勝利馬主には金の杯(さかずき)が与えられる。前身にあたる競走が1963年(昭和38年)から始まった迎春賞。迎春賞は芝2000mの別定戦として施行され、66年になって金杯と改称された。96年になると東西で同じ競走で行われていた金杯を区別するため、東は中山金杯となり、西は現行の京都金杯に変わった。ハンデキャップ競走になったのは81年のことで、距離が1600mになったのは00年。06年から国際競走になっている。
 名称が迎春賞だった第1回の勝ち馬はスズカリユウ。2000m時代の勝ち馬にはナオキ(宝塚記念)、インターグシケン(菊花賞)、ロンググレイス(エリザベス女王杯)、タマモクロス(天皇賞(春)、宝塚記念、天皇賞(秋))、オサイチジョージ(宝塚記念)、ダイユウサク(有馬記念)がいて、1600mになってからキョウエイマーチ(桜花賞)、ハットトリック(マイルチャンピオンシップ)が勝っている。前6年の勝ち馬は、シルポート、マイネルラクリマ、ダノンシャーク、エキストラエンド、ウインフルブルーム、ウインプリメーラ。
 第55回の今年は22頭が登録してフルゲートの18頭立てになった。トップハンデとなる57.5キロを背負うのは、マイルチャンピオンシップ2着、安田記念3着等の実績を持つフィエロ。続いて57キロが昨夏に中京記念を勝ったガリバルディで、56.5キロは三冠で4→4→3着と駆けた4歳のエアスピネルとなっている。56キロ組はブラックムーン、マイネルハニー、テイエムイナズマ、ケントオーと層が厚く、55キロ以下にもブラックスピネル(55キロ)、アストラエンブレム(54キロ)など、実力馬がいる。京都の外回り1600mで繰り広げられる叩き合いは熾烈を極めそうだ。


 シンザン記念(GIII・京都芝1600m(外))は3歳馬が争うマイル重賞。創設されたのは1967年(昭和42年)で、施行条件は今と同じ京都競馬場の芝1600mだった。グレード制が敷かれた84年にGIIIに格付けされている。競走名のシンザンは三冠馬シンザンに由来する。シンザンは61年に生まれ、史上2頭目、戦後初の3冠馬になり、宝塚記念、有馬記念、天皇賞(秋)も制した。全成績は19戦15勝・2着4回。引退後は種牡馬となり、ミホシンザンやミナガワマンナなどを輩出した。長寿としても知られ、サラブレッドの最長寿記録、軽種馬の最長寿記録をつくっている。96年7月13日に老衰のため死亡。満年齢で35歳3ヵ月11日(旧年齢表記で36歳)の大往生だった。
 第1回の覇者はタイギヨウ。歴代の勝ち馬にはエリモジョージ、フレッシュボイス、ナムラコクオー、シーキングザパール、フサイチエアデール、ダイタクリーヴァ、タニノギムレット、ジェンティルドンナの名前が見える。前4年の勝ち馬は、エーシントップ、ミッキーアイル、グァンチャーレ、ロジクライ。
 第51回の今年は21頭が登録している。アイビーSでソウルスターリングの2着に駆けているペルシアンナイト、新馬→500万下を連勝したアルアイン、朝日杯フューチュリティS5着のトラストが主力になり、他にもコウソクストレート、タイセイスターリー、マイスタイル、キョウヘイなど、素質馬がそろっている。直線は迫力ある追い比べが展開されることになるだろう。


 フェアリーステークス(GIII・中山芝1600m)は明け3歳の牝馬が争う重賞競走。フェアリー(fairy)は英語で「妖精」を意味する。創設されたのは1984年(昭和59年)で、当初はテレビ東京賞3歳牝馬ステークスという競走名のマイル重賞だった。91年に関西圏で行われていた阪神3歳ステークスが牝馬限定の阪神3歳牝馬ステークスに生まれ変わり、このタイミングで本競走は芝1200mに短縮された。94年になるとテレビ東京の寄贈賞が青葉賞に移ったため、現行のフェアリーステークスに改称される。施行時期はずっと12月だったが、08年は開催されず、その分が年明け09年の1月に移った。また、09年から距離が1600mに延びている。
 第1回の覇者は3歳になって桜花賞を逃げ切るエルプス。第2回は史上初の牝馬三冠馬となるメジロラモーヌが制した。芝1200m時代の勝ち馬は小粒で、マイルに戻ってからジェルミナル、コスモネモシン、ダンスファンタジア、トーセンベニザクラ、クラウンロゼ、オメガハートロック、ノットフォーマル、ビービーバーレルが戴冠している。
 第32回の今年は28頭が登録している。2勝馬はクローバー賞1着、札幌2歳S2着の実績があるブラックオニキス、赤松賞(500万下)勝ちのコーラルプリンセス、函館2歳S4着のメローブリーズの3頭。抽選が控えている1勝馬の中には、アエロリット、キャスパリーグ、シンボリバーグ、アピールバイオ、ヒストリア、ニシノアモーレ、キュイキュイなど、素質馬が多くいる。桜花賞と同じ距離で争われる3歳牝馬の戦いは激しいものになりそうだ。

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