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zoom RSS アルゼンチン共和国杯、京王杯2歳S、みやこS、ファンタジーSの展望

<<   作成日時 : 2017/11/01 16:36   >>

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 アルゼンチン共和国杯(GII・東京芝2500m)は東京競馬場で行われる芝長距離のハンデ重賞。創設されたのは1963年(昭和38年)で、当初はアルゼンチン・ジョッキークラブから優勝杯の寄贈を受けたことからアルゼンチンジョッキークラブカップという競走名だった。74年になると同国の競馬の主催がジョッキークラブから国に移管され、翌75年に現行の競走名に変わっている。創設時は芝2300mという条件で春に施行されていた。その後は幾度かの条件変更があり(中山競馬場で施行されていたこともあった)、84年になると年2回制で秋にも行われていた目黒記念が春のみの開催になり、その目黒記念の秋の分を引き継ぐ形で施行時期が移って舞台が現在と同じ東京芝2500mに変わった。負担重量は創設当初からハンデキャップになっている。
 第1回の覇者はエムローン。古くはコレヒデ、スピードシンボリ、メジロアサマ、カネミノブ、ミナガワマンナ、レジェンドテイオーが戴冠している。07年の勝ち馬アドマイヤジュピタは翌年に天皇賞(春)を獲り、08年のスクリーンヒーローは次走でジャパンカップを制覇した。10年のトーセンジョーダンは、翌11年に天皇賞(秋)を日本レコードで制している。前6年の勝ち馬は、トレイルブレイザー、ルルーシュ、アスカクリチャン、フェイムゲーム、ゴールドアクター(次走で有馬記念を制覇)、シュヴァルグラン。
 第55回の今年は17頭が登録して16頭立てになった。トップハンデとなる58.5キロを背負うのは、長距離重賞を3勝しているアルバート。続いて57キロが、宝塚記念と天皇賞(春)で2着した実績を持つカレンミロティック、東京芝2500mで目黒記念を勝っているヒットザターゲットの2頭となっている。56キロはダービー2着の3歳馬スワーヴリチャードで、55キロ以下にもプレストウィック(55キロ)、レコンダイト(55キロ)、セダブリランテス(54キロ)、デニムアンドルビー(54キロ)など、実力馬が多くいる。ここで結果を出した者はジャパンカップや有馬記念に進むことになり、注目度の高い一戦だ。


 京王杯2歳ステークス(GII・東京芝1400m)は2歳馬同士で争われる重賞競走。競走名は優勝杯を提供する京王電鉄に由来する。創設されたのは1965年(昭和40年)のことになり、当初は京成杯3歳ステークスという競走名で、中山競馬場の芝1200mで施行されていた。80年になると東京競馬場の芝1400mで行われるようになり、84年にGIIに格付けされる。98年に競走名が京王杯3歳ステークスになり、年齢表記が変更になった01年に現行の競走名に変わった。
 第1回の覇者はハイアデス。歴代の覇者には、アローエクスプレス、テスコガビー、ドクタースパート、マイネルマックス、グラスワンダー、ウメノファイバー、ブルーコンコルド、コスモサンビームの名前が見える。09年の勝ち馬はエイシンアポロンは4歳になってマイルチャンピオンを制し、10年の覇者グランプリボスは次走で朝日杯フューチュリティSを勝って、3歳の春にNHKマイルカップを制覇した。前6年の勝ち馬は、レオアクティブ、エーシントップ、カラダレジェンド、セカンドテーブル、ボールライトニング、モンドキャンノとなっている。
 第53回の今年は12頭が登録して11頭立てになった。小倉2歳S勝ちのアサクサゲンキ、函館2歳S勝ちのカシアス、ききょうS勝ちのタワーオブロンドン、ダリア賞勝ちのタイセイブライトが主力になり、他にも素質ある若駒がそろっている。朝日杯フューチュリティSを占う意味合いで見逃せない一戦だ。


 みやこステークス(GIII・京都ダ1800m)は今年が4回目の施行になる新しい重賞競走。例年11月に京都競馬場のダート1800mで行われていたトパーズステークスが格上げになったもので、ジャパンカップダートのステップレースとしての意味合いを持つ。競走名の由来に関しては、JRAのホームページに「みやこは、その国の中央政府の所在地。日本では長く京都がその地であったため、京都のことを指して言うことが多い」と書かれている。なお、1着馬にはチャンピオンズカップの優先出走権が与えられえる。
 前身であるトパーズステークスの近年の勝ち馬には、ワールドクリーク、タイムパラドックス、カフェオリンポス、ロングプライド、エスポワールシチー、シルクメビウスの名前が見える。みやこSになって第1回の10年に栄冠を手にしたのはトランセンドで、トランセンドは次走でジャパンカップダートを制し、翌年にドバイワールドカップを2着した。11年はジャパンカップダートとフェブラリーSを勝った実績があるエスポワールシチーが戴冠。前5年の勝ち馬は、ローマンレジェンド、ブライトライン、インカンテーション、ロワジャルダン、アポロケンタッキーとなっている。
 第8回の今年は16頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。エルムS2着のテイエムジンソク、UAEダービー2着の3歳馬エピカリス、レパードS勝ちの3歳馬ローズプリンスダム、アンタレスS勝ちのモルトベーネ、重賞を2勝しているアスカノロマンが主力になり、他にも力のあるダートホースがそろっている。ジャパンカップダートに向けた戦いは熾烈を極めそうだ。


 ファンタジーステークス(GIII・京都芝1400m(外))はデビューして間もない2歳の牝馬が争う重賞競走。正式名称はKBS京都賞ファンタジーステークスとなっている。創設されたのは1996年で、まだ歴史は浅い。創設当初から京都の外回り芝1400mという条件で施行されてきた。12月に行われる阪神ジュベナイルフィリーズの重要なステップレースになっている。
 第1回の覇者はシーズプリンセス。第3回のプリモディーネは桜花賞を制し、第7回のピースオブワールドは阪神ジュベナイルフィリーズを勝った。第8回のスイープトウショウは秋華賞、宝塚記念、エリザベス女王杯を制して歴史的名牝になり、第9回のラインクラフトは桜花賞、NHKマイルCを獲っている。第11回のアストンマーチャンは3歳でスプリンターズSを制覇した。以上のように、のちに活躍する牝馬を多く出している。前6年の勝ち馬は、アイムユアーズ、サウンドリアーナ、ベルカント、クールホタルビ、キャンディバローズ、ミスエルテ。
 第22回の今年は14頭が登録して13頭立てになった。新潟2歳S2着のコーディエライト、中京2歳S勝ちのアマルフィコースト、もみじS2着のアーデルワイゼ、カンナS勝ちのペイシャルアス、札幌で新馬戦を圧勝したベルーガ、阪神で新馬戦を勝ったアルモニカ、りんどう賞(500万下)3着のスズカフェラリーなど、他にも才能ある若い牝馬がそろっている。阪神ジュベナイルフィリーズにつながる戦いは見応えあるものになりそうだ。

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