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zoom RSS 中山記念(GII)、阪急杯(GIII)の展望

<<   作成日時 : 2018/02/22 16:10   >>

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 中山記念(GII・中山芝1800m)は中山競馬場で行われる歴史ある古馬の重賞。創設されたのは1936年(昭和11年)で、当初は春と秋の年2回制だった。また、施行距離は芝3200m、負担重量はハンデキャップと、今とはまったく違う条件の競走だった。年2回制が廃止されたのは51年のこと。距離には変遷があり、57年から現行の芝1800mになっている。72年になると別定戦に変わり、グレート制が敷かれた84年にGII格付けされる。17年に大阪杯がGIに昇格になり、本競走の1着馬には大阪杯の優先出走権が付与されることになった。ちなみに、44年から46年は太平洋戦争の影響で中止になっている。
 第1回の覇者はアトランタ。芝1800mになって最初の勝ち馬はマイウエイで、74年にはハイセイコーが制している。90年以降は、サクラチトセオー、サクラローレル、サイレンススズカ、キングヘイロー、ローエングリン(03年と07年にV)、バランスオブゲーム(05年、06年と連覇)、カンパニー(08年、09年と連覇)が戴冠。10年の勝ち馬はヴィクトワールピサで、ピサは次走でドバイワールドカップを勝つという偉業を成し遂げた。12年はフェデラリスト、13年はナカヤマナイトが制覇。14年の勝ち馬はジャスタウェイで、同馬は次走でドバイデューティーフリー(UAE)に挑戦して圧勝劇を演じている。15年は牝馬のヌーヴォレコルトが戴冠し、16年はドゥラメンテが、17年はネオリアリズムが勝利を手にした。
 第92回の今年は10頭が登録して10頭立てになった。昨秋にマイルチャンピオンシップを制覇した4歳のペルシアンナイト、秋華賞とドバイターフを勝っている牝馬のヴィブロス、昨年の春にNHKマイルCを制した4歳の牝馬アエロリットと、GI馬が3頭スタンバイ。他にもマイネルハニー、マルターズアポジー、サクラアンプルール、ウインブライトなど、実力馬がそろっている。GIレベルの質の高い戦いが繰り広げられることになりそうだ。


 阪急杯(GIII・阪神芝1400m)は高松宮記念の前哨戦になる古馬の短距離重賞。当競走の前身が1955年に創設された阪神記念で、57年になると宝塚杯(芝2200mのハンデキャップ競走)と名称が変わって試行回数のカウントが始まった。阪急電鉄から優勝杯を受けるようになった60年から現在のレース名になっている。その60年に芝1800mでの施行になって、その後、1600m→1400m→1200mと距離が短くなっていき、97年から高松宮記念のステップレースの役割を果たすようになった。そして、06年から逆に距離が延びて1400mでの施行になっている。なお、1着馬には高松宮記念の優先出走権が与えられる。
 第1回の覇者はタカクラオー。97年以降の勝ち馬には、マサラッキ、キョウエイマーチ、ブラックホーク、ダイタクヤマト、アドマイヤコジーン、ショウナンカンプ、サニングデール、ローレルゲレイロと、短距離の名馬の名前が並ぶ。前6年の勝ち馬は、マジンプロスパー、ロードカナロア、コパノリチャード、ダイワマッジョーレ、ミッキーアイル、トーキングドラム。
 第62回の今年は18頭が登録してフルゲートの18頭立てになった。16年、17年とスプリンターズSを連覇しているレッドファルクスと、4連勝して阪神カップで4着に健闘したモズアスコットの2騎が注目される存在。他にもカラクレナイ、ヒルノデイバロー、シュウジ、ダイアナヘイロー、アポロノシンザン、ディバインコード、ニシノラッシュ、ペイシャフェリシタなど、実力者がそろっている。開幕週の阪神で争われる短距離重賞は見応えある戦いになるだろう。

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