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zoom RSS 日本ダービー(GI)、目黒記念(GII)、葵S(新設重賞)の展望

<<   作成日時 : 2018/05/24 16:09   >>

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 東京優駿(GI・東京芝2400m)は3歳牡馬クラシックの第二弾。イギリスのダービーステークスを範としてつくられた競走で、副称である“日本ダービー”が一般的な呼称となっている。創設されたのは戦前の1932年(昭和7年)のことになり、当初の開催場所は今はなき目黒競馬場で、条件は芝2400m、競走名は東京優駿大競走だった。34年になると場所を東京競馬場に移し、38年に競走名が東京優駿競走に変更になる。45年は太平洋戦争の影響で中止になり、46年は進駐軍の競馬場占領によって中止になった。そして、48年になると名称が優駿競走になり、50年になると現行の東京優駿に変わって、同時に日本ダービーの副称がついた。
 第1回の覇者はワカタカ。第10回の勝ち馬セントライトは史上初の3冠馬になり、以降、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルが三冠馬に輝いている。第6回に牝馬のヒサトモが勝ち、12回に牝馬のクリフジが戴冠した。その後、長く開いて、07年の74回にウオッカが64年ぶりの牝馬のダービー馬になった。71回のキングカメハメハと75回のディープスカイがNHKマイルカップ→日本ダービー連覇を決めている。前6年の勝ち馬は、ディープブリランテ、キズナ、ワンアンドオンリー、ドゥラメンテ、マカヒキ、レイデオロ。
 第85回の今年は21頭が登録してフルゲートの18頭立てになった。皐月賞馬エポカドーロ、朝日杯フューチュリティSの覇者ダノンプレミアム、ホープフルSの覇者タイムフライヤーと3頭のGI馬がそろい、他にもブラストワンピース、ゴーフォザサミット、サンリヴァル、ワグネリアン、キタノコマンドール、グレイル、ステイフーリッシュ、ジェネラーネウーノ、ステルヴィオなど、素質ある若駒が多くいる。2018年の競馬の祭典は、見応えある戦いになりそうだ。


 目黒記念(GII・東京芝2500m)は古馬が争う長距離のハンデ重賞。正式名称は農林水産省賞典目黒記念で、競走名はかつての開催場所であった目黒競馬場に由来する。創設されたのは1932年(昭和7年)と古く、当初は春と秋の年2回制で、目黒競馬場の芝3400mで行われていた。負担重量はハンデキャップだった。目黒競馬場は33年の春をもって開催終了となり、目黒記念は同年の秋から東京競馬場で施行されるようになる。以降、距離には多くの変遷があり、負担重量も別定になったり、ハンデキャップになったりと動きがあった。50年の秋から芝2500mに定着し、56年からずっとハンデキャップで行われている。年2回制は83年をもって終了となった。
 第1回の覇者はハクリユウ。古い次代の勝ち馬を見ると、ハクチカラ、シンザン、スピードシンボリ、シービークロス、アンバーシャダイ、モンテファストといった強いステイヤーが名を連ねている。近年は少しレベルが落ちている感じがあるが、94年にナリタタイシン、00年にステイゴールドが勝ち、06年、07年にポップロックが連覇を達成した。前6年の勝ち馬は、スマートロビン、ムスカテール、マイネルメダリスト、ヒットザターゲット、クリプトグラム、フェイムゲームとなっている。
 第132回の今年は19頭が登録して16頭立てになった。トップハンデとなる59キロを背負うのは、昨年の当レースの勝ち馬で、重賞を6勝しているフェイムゲーム。続いて58キロが菊花賞、有馬記念、ジャパンCで2着した実績があるサウンズオブアースで、57.5キロは重賞2勝のゼーヴィントとなっている。56キロ以下にもチェスナットコート(56キロ)、パフォーマプロミス(56キロ)、ポポカテペトル(55キロ)、ソールインパクト(54キロ)、コウキチョウサン(51キロ)など警戒が必要な勢力がいて、長丁場のハンデ重賞は壮絶なバトルになりそうだ。

 葵ステークス(新設重賞・京都芝1200m(内))は3歳馬が争う重賞競走。2010年までオープン特別として施行されていた競走が、18年に重賞に昇格になった。施行条件は京都競馬場の内回り芝1200mで、18年の格付けは“新設重賞”になっている。オープン特別時代の11年には、のちに歴史的名馬に成長するロードカナロアが制覇した。
 記念すべき第1回は28頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。重賞勝ち馬はアサクサゲンキ(小倉2歳S)で、オープンを勝っているのがアンヴァル、タイセイプライド、マドモアゼル、ゴールドクイーン、ペイシャルアス、レグルドール。他にもトゥラヴェスーラ、オジョーノキセキ、ミッキーワイルド、ウィズ、ビリーバーなど素質馬がそろっていて、手に汗握る攻防が繰り広げられることになりそうだ。

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