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zoom RSS 弥生賞(GII)、チューリップ賞(GIII)、オーシャンS(GIII)の展望

<<   作成日時 : 2017/03/02 16:09   >>

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 弥生賞(GII・中山芝2000m)は皐月賞のトライアル競走。報知新聞社が優勝杯を提供しており、正式名称は報知杯弥生賞となっている。創設されたのは1964年(昭和39年)。第1回は中山競馬場の芝1600mで行われ、翌65年に場所を東京に移す。71年になると中山に戻って距離が1800mに延び、84年に現行の2000mになった。82年に皐月賞指定オープンになって上位5着までに優先出走権が与えられるようになる。グレード制が敷かれた84年にGIIIに格付けされ、87年になるとGIIに格上げになった。91年から優先権が上位3着までに変更になり、95年に皐月賞トライアルに指定されることになる。
 第1回の覇者はトキノパレード。歴代の勝ち馬には、キーストン、アサデンコウ、アサカオー、ワイルドモア、ハイセイコー、ミスターシービー、シンボリルドルフ、サクラスターオー、サクラチヨノオー、メジロライアン、ウイニングチケット、フジキセキ、ダンスインザダーク、スペシャルウィーク、ナリタトップロード、アグネスタキオン、ディープインパクト、アドマイヤムーン、ロジユニヴァース、ヴィクトワールピサと、歴史に名を残す名馬の名前がズラリと並ぶ。前6年の勝ち馬は、サダムパテック、コスモオオゾラ、カミノタサハラ、トゥザワールド、サトノクラウン、マカヒキ。
 第54回の今年は15頭が登録して12頭立てになった。京都2歳S勝ちのカデナ、京成杯勝ちのコマノインパルス、ホープフルS3着のグローブシアター、サウジアラビアロイヤルC2着等の実績を持つダンビュライト、新馬→500万下を連勝したダイワキャグニー、新馬勝ちが強い競馬だったサトノマックスなど、将来が楽しみな素質馬がそろっている。皐月賞と同じステージで行われる3歳馬同士の戦いは熾烈を極めそうだ。


 チューリップ賞(GIII・阪神芝1600m(外))は桜花賞のトライアル競走。1984年(昭和59年)に桜花賞指定オープンとして施行されたのが始まりで、その当時は上位2着までに桜花賞の優先出走権が与えられていた。94年になると重賞に昇格してGIIIに格付けされ、この年から優先権の枠が3頭に増えた。95年になって桜花賞のトライアルに指定される。施行条件はオープン時代から阪神競馬場の芝1600mだが、07年からは新設された外回りコースで行われている。
 オープン時代にはマックスビューティ、アグネスフローラ、シスタートウショウ、アドラーブル、ベガといった名牝が制し、重賞になってからもエアグルーヴ、テイエムオーシャン、スイープトウショウ、ウオッカなど、勝ち馬は豪華だ。また、本競走で敗れても本番で巻き返しが利き、オグリローマン、ファレノプシス、プリモディーネ、チアズグレイス、スティルインラブ、ダイワスカーレット、ブエナビスタが桜花賞馬になっている。前5年の勝ち馬は、レーヴディソール、ハナズゴール、クロフネサプライズ、ハープスター、ココロノアイ、シンハライト。
 第24回の今年は15頭が登録して12頭立てになった。阪神ジュベナイルF勝ちのソウルスターリング、同レース2着のリスグラシューに大きな注目が集まり、他にもアロンザモナ、ミリッサ、エントリーチケット、カワキタエンカなど、素質馬がそろっている。桜花賞と同じ舞台で繰り広げられる乙女たちの戦いに注目したい。


 オーシャンステークス(GIII・中山芝1200m)は高松宮記念につながる古馬のスプリント重賞。夕刊フジを発行する産業経済新聞社が優勝杯を提供しており、正式名称は夕刊フジ賞オーシャンステークスとなっている。1996年に芝1800mのオープン特別として歴史が始まった。翌97年に1200mに短縮され、99年は準オープン戦として施行されている。翌00年にオープン特別に戻り、06年になるとGIIIに格上げになって3月下旬に中京競馬場で行われる高松宮記念の前哨戦的な意味合いを持つようになった。なお、1着馬には高松宮記念の優先出走権が与えられる。
 オープン時代には、シンコウフォレストとショウナンカンプが本競走を勝って高松宮記念を制した。重賞元年となった06年の覇者は地方馬のネイティヴハート。同馬はオープン時代の03年にも本競走を勝っていて、03年は単勝が550円だったのに対し、06年は単勝万馬券(14番人気)だった。第2回からアイルラヴァゲイン、プレミアムボックス、アーバニティが勝ち、第5回は次走で高松宮記念を制すことになるキンシャサノキセキが戴冠している。前6年の勝ち馬は、ダッシャーゴーゴー、ワンカラット、サクラゴスペル(13年と15年に制覇)、スマートオリオン、エイシンブルズアイ。
 第12回の今年は18頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。ラピスラズリSを快勝したメラグラーナ、14年にスプリンターズS(新潟で施行)を制しているスノードラゴン、オープン特別3勝のナックビーナス、デビュー時に函館2歳Sを勝っているクリスマス、ファルコンS2着の実績を持つブレイブスマッシュが主力になり、他にも実力あるスプリンターがそろっている。高松宮記念につながる一戦として見逃すことはできない。

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