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zoom RSS 京都記念(GII)、共同通信杯(GIII)、クイーンC(GIII)の展望

<<   作成日時 : 2018/02/08 16:07   >>

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 京都記念(GII・京都芝2200m(外))は春のGIにつながる古馬のGII競走。正式名称は農林水産省賞典京都記念となっている。創設されたのは1942年(昭和17年)のことになり、当初は施行距離が芝3500mで、負担重量はハンデキャップだった。また、天皇賞のような春と秋の年2回施行制で、ゆえに本年は第104回と試行回数が大きな数字になっている。施行条件には多くの変遷があり、年に1回だけ行われる形になったのは84年のこと。この84年は芝2400mの別定戦で、94年になると芝2200mに短縮されて現在に至っている。05年に国際競走になった。
 第1回の覇者はマルエス。年2回制の時代に、サチホマレ、フアイナルスコア、ヤマニリユウ、スカイリーダ、エリモジョージが春と秋の両方を勝った。現行の条件になってからはビワハヤヒデ、テイエムオペラオー、ナリタトップロード、シルクフェイマス、シックスセンス、アドマイヤムーン、ブエナビスタといった名馬が戴冠している。前6年の勝ち馬は、トレイルブレイザー、トーセンラー、デスペラード、ラブリーデイ、サトノクラウン(16年、17年と連覇)。
 第111回の今年は10頭が登録して10頭立てになった。3歳時は春にダービーを制し、秋にジャパンカップを2着したレイデオロが4歳緒戦を迎える。他にも皐月賞馬アルアイン、秋華賞馬ディアドラ、エリザベス女王杯を勝ったモズカッチャン、菊花賞2着のクリンチャーがいて、4歳勢は非常に強力。古馬にもクロコスミア、ミッキーロケットと実力馬がいて、直線はGIレベルの迫力ある追い比べが繰り広げられることになりそうだ。


 共同通信杯(GIII・東京芝1800m)は皐月賞につながる3歳馬同士の戦い。創設されたのは1967年(昭和42年)のことになり、当初は東京4歳ステークスという競走名で芝1400mで行われていた。69年に施行距離が芝1600mになり、71年に芝1800mに変わっている。83年に共同通信社から優勝杯を受けることになり、競走名が共同通信杯4歳ステークスに改称された。そして、年齢表記が変わった01年に現行の競走名になっている。
 当競走には「トキノミノル記念」という副タイトルが付いている。トキノミノルは1948年に生まれた歴史的名馬で、競走成績は10戦10勝(うち7勝がレコード)。ダービーを勝って二冠馬になった17日後に、破傷風で突然の死を迎えることになった。トキノミノルは“幻の馬”と呼ばれ、東京競馬場のパドック脇にはトキノミノル像が建てられている。
 第1回の覇者はホウゲツオー。歴代の優勝馬には、タケシバオー、カブラヤオー、テンポイント、サクラショウリ、ミスターシービー、サクラユタカオー、ダイナガリバー、アイネスフウジン、ナリタブライアン、メジロブライト、エルコンドルパサー、イーグルカフェ、ジャングルポケット、アドマイヤムーン、ゴールドシップと名だたる名馬が並ぶ。前4年の勝ち馬は、イスラボニータ(皐月賞)、リアルスティール(ドバイターフ)、ディーマジェスティ(皐月賞)、スワーヴリチャード。
 第52回の今年は17頭が登録して12頭立てになった。京都2歳Sで次走でホープフルSを制覇することになるタイムフライヤーを破った2戦2勝のグレイルが最大の注目馬。他にもホープフルS3着のステイフーリッシュ、未勝利と500万下を連勝したゴーフォザサミットにオウケンムーン、シンザン記念5着のカフジバンガード、未勝利勝ちが強い競馬だったアメリカンワールド、新馬戦を快勝したサトノソルタスなど、素質馬がそろっている。クラシックを占う意味合いで見逃せない一戦だ。


 クイーンカップ(GIII・東京芝1600m)は桜花賞につながる3歳牝馬のマイル重賞。デイリースポーツが優勝杯を提供しており、正式名称はデイリー杯クイーンカップとなっている。クイーンは英語の王妃、女王。創設されたのは1966年(昭和41年)のことになり、当初は中山芝1800mという条件で施行されていた。71年に芝1600mになり、81年になると施行場所が東京競馬場に移る。84年にGIIIに格付けされ、09年から国際競走として施行されることになった。
 第1回の覇者はメジロマジヨルカ。80年代以降の勝ち馬には、カッティングエッジ、スカーレットブーケ、ヒシアマゾン、ダイワエルシエーロ、コイウタ、リトルアマポーラと強い牝馬の名前が見える。11年の勝ち馬ホールキャプチャ、12年の勝ち馬ヴィルシーナは、共にのちにヴィクトリアマイルを制した。前5年の勝ち馬は、ウキノヨカゼ、フォーエバーモア、キャットコイン、メジャーエンブレム(NHKマイルC)、アドマイヤミヤビ。
 第53回の今年は23頭が登録してフルゲートの16頭立てになった。阪神ジュベナイルF3着のマウレア、同レース8着の良血馬ソシアルクラブ、シンザン記念2着のツヅミモン、フェアリーS3着のレッドベルローズ、同レース4着のハトホル、同6着のテトラドラクマ、2戦2勝のオハナが主力になり、他にも素質ある牝馬がそろっている。桜花賞につながる一戦として注目したい。

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